東洋の島国から留学してきた少年と超頭脳の美少女コンビが不思議な事件に挑むキュートでダークなミステリーシリーズ『GOSICK -ゴシック-』を読んでみた
こんばんは、masakimaryです。
今回は、東洋の島国から留学してきた久城一弥と、超頭脳の美少女ヴィクトリカのコンビが不思議な事件に挑むミステリーシリーズ『GOSICK -ゴシック-』を紹介します。
内容ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
前世紀初頭、ヨーロッパの小国ソヴュール。
極東の島国から留学した久城一弥は、聖マルグリット学園の図書館塔で奇妙な美少女・ヴィクトリカと出会った。彼女の頭脳は学園の難事件を次次解決してゆくが、ある日ヴィクトリカと一弥は豪華客船に招待され、そこで本物の殺人事件に遭遇してしまう。
やがて彼ら自身に危機が迫ったとき、ヴィクトリカはーーー!?
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登場人物ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ヴィクトリカ・・・謎に包まれた少女。
ヨーロッパの小国ソヴュールにある、聖マルグリット学園図書館塔最上階の秘密の部屋で、大量の書物と時を過ごす。
久城一弥・・・極東の島国より、聖マルグリット学園に留学してきた少年。
グレヴィール・ド・ブロワ・・・貴族出身の迷警部。ヴィクトリカの兄。
ヴィクトリカを恐れていて目も合わせようとしない。ヴィクトリカに知恵をもらって名警部になっているが、ヴィクトリカには礼も言わず謝礼も一人占めしている。
ロクサーヌ・・・学園近くの村に住む占い師。
密室の中、左目を撃ち抜かれ殺害される。
ネッド・バクスター・・・イギリスの舞台俳優。
ジュリィ・ガイル・・・炭坑所所有者の令嬢。
モーリス・・・ソヴュール王国外務省幹部。
誰も信用できず、ヴィクトリカ達を殺害しようとしたがジュリィに拳銃で撃たれ死亡する。
アラブ人のメイド・・・ロクサーヌ家に仕えるメイド。
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ヴィクトリカ達は、殺害されたロクサーヌの代わりに豪華客船(queen berry号)に乗り込んだ。豪華客船には、ボウガン等の罠が所々に仕掛けられていた。
モーリス達は、戦争(当時は1914年頃)で勝つ国を知るために国籍がバラバラな孤児の子供達を船に集めて殺しあいををさせていた。目的も知らぬまま仲間が死んでゆくのを見ていたアレックス(ジュリィ)はその復讐のため、モーリス達に招待状を送り、ジュリィとして自分達を苦しめた豪華客船に招待客として紛れ込んだ。
最終的に途中で死んだかと思われていたネッドは生きており、ヴィクトリカたちを斧で殺害しようとしたが、一弥とアレックスに反撃され海に落ちた。
かつて、ネッドはアレックスと共に、豪華客船で殺しあいをさせられていた。(彼だけは“猟犬”として最初に死んだフリをして子供達を殺害していた。)
また、アラブ人のメイド・リィは、アレックスと共に、“野兎”として豪華客船で殺し合いをさせられていた。そして、長年の時を経て、ロクサーヌを殺害し、復習を果たした。