大人になって帰ってきた『金田一37歳の事件簿(1)』を読んでみた
こんばんは、masakimaryです。
今回は、大人になって帰ってきた『金田一37歳の事件簿(1)』を紹介します。
内容ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
数々の難事件を解決した天才高校生・金田一一(きんだいちはじめ)は、37歳のオッサンになっていた。
PR会社で働く金田一は、上司の命令で離島リゾートのイベントを担当することに。なんとその島は、3度も殺人事件が起きた”オペラ座館”のあった歌島だった!
「もう謎は解きたくない」と思っている金田一は、何も起きないことを祈りつつ上陸。
しかし、そんな彼を嘲笑うかのように歌島にファントムの笑い声が響くのだったーー。
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高校生から20年の時を経て、37歳の大人に成長した金田一一。
PR会社で働く金田一は、かつて3度の殺人事件が起きた“オペラ座館”のある歌島で縁結びイベントを担当することになる。
そして、いわく付きのあるこの島で再び殺人事件が起きることにーーー。
登場人物ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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第一の犠牲者・桜沢楓
男女ペアの肝試しの最中、チャペルの祭壇の前に、首に縄を巻かれた桜沢楓が脈のない状態で倒れていた。
その後、死体が消失し、“ファントム”のカードを発見。
突如岬の崖の上の塔にある“ヴィーナスの鐘”が鳴り出し、塔の中の鐘を鳴らすワイヤーで首を吊られた桜沢楓を発見。
第二の犠牲者・鈴木実
工事中のイベントホールで、落ちたシャンデリアに串刺しにされた鈴木実を発見。
犯人は“ファントム”と名乗り、『オペラ座の怪人』のシーンに見立てて殺人が行われた。
参加者たちに殺人鬼のうろつく島でイベントを行ったことを責められた金田一は、嫌々ながら謎を解くことに。
第一の事件では、祭壇の前に倒れていた桜沢楓を発見し、再び参加者とスタッフ全員が集まったときには死体が消失。
その際、全員がすぐにチャペル前に集まったので、彼女の死体を運ぶ余裕のある人物はなく、全員にアリバイが成立していた。
その後、岬の崖の上にある“ヴィーナスの鐘”が鳴り出し、桜沢楓は塔の中で首を吊られた状態で発見される。その際にも、ほとんどの人がラウンジにいたことで、鐘を鳴らすことができた人物は参加者の中には存在しなかった。
2巻の紹介はこちら↓
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